1984年6月3日はユッコの「グリコセシルチョコレート」のCF撮影日。
当然、芸能界活動をした期間は2年ちょっと。
しかし、彼女(岡田有希子)が限られた短い期間の間にCMイメージキャラクターとして起用されたCMは非常に貴重であるといえる。
販売企業側の販売促進に貢献し売り上げも伸びた。
今回は、長野県軽井沢でCF撮影したとされる「グリコセシルチョコレート」について
焦点をあてたいと思います。
〈 1984年 〉 ・「グリコ セシルチョコレート」(江崎グリコ)の#CF撮影。
【グリコセシルチョコレート(乙女坂編)】(軽井沢)
【グリコセシルチョコレート・「恋、はじめまして」乙女坂編】
グリコセシルチョコレート・「恋、はじめまして」乙女坂編では、CMのBGMに
「‐Dreaming Girl-恋、はじめまして」がCMソングとして起用された。
CM撮影監督には映画監督で有名な大林宣彦さん。
大林宜彦監督のエピソードとしては、大林監督作品「アイコ十六歳」の
オーディションに参加した岡田有希子さんだったが、落選してしまい
ヒロイン役は富田靖子さんに決定しました。
映画のオーディションでは落選してしまった岡田有希子さんでしたが、
このきっけが大林宜彦さんの目に留まり、グリコセシルチョコレートの
CM撮影オファーとなりました。
日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した曲でもある。
乙女坂編では、架空のバス停でバスを待つ有希子。
テニスコートに場面が変わり、先輩とテニスの練習で汗を流す。
自転車に乗り先輩に手をふりながらさよならする彼女。
バスが近づいてくるとセシルチョコレートを片手でふりながらあどけない笑顔を見せる。口をほうばりながら「恋、はじめまして!可愛くなったグリコセシルチョコレート」と少し寂しげな笑顔が印象的である。この「グリコセシルチョコレート」・「恋、はじめまして」は、ファーストアルバム『シンデレラ』の楽曲「憧れ」を連想させるような演出である。
※「アイコ16才」オーディション参加の心境を日記に綴る。
5/11 明日は映画のオーディショ
心配だナ…
どんなことするのかナ
どうか受かりますように
「アイコ16才」だったなんて‥
合格してるといいなァ
アイコが合格してた
7/2はがんばるゾ
7/11 やっぱアイコはおっこちちゃった
う~ん残念!
でも 仕方ないナ。
東京と名古屋は話し方が違うのかナ
それとも私がおかしいのかナ
何となくのんびりした話し方みたい。
岡田有希子「愛をください」より
江崎グリコ「グリコセシルチョコレート」のCF撮影シーンの1コマ
江崎グリコ「グリコセシルチョコレート」のCF撮影シーンの1コマ
架空のバス停[乙女坂]
セシルチョコレート(乙女坂編)1984/10月:30秒版(28秒収録)
設定:(オリコンWeeklyより抜粋)
軽井沢でテニスやサイクリングを通じ、ある男の子が気になる有希子。
そして、その想いを胸に秘めてバスを待つ。
有希子:「恋はじめまして、可愛くなったグリコ・セシルチョコレート。」
甘いものが好きらしく「セシルもいっぺんに20粒ぐらい平気よ」とか
「ファンクラブに入ってね。」と言っていました。テニスの腕前は、
「彼女近眼なので、うまくラケットにボールが当たらないんですよね。
でも撮影後にメガネをかけたらちゃんと打ち返してましたよ。」
江崎グリコ「グリコセシルチョコレート」販促用ポスター
「恋はじめまして」
とってもスイート&メロウ。
グリコセシルチョコレート